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三紙会
活動報告(平成25年1月度)
日 付 平成25年1月22日(火) 回 数 第9回
時 間 15時00分~17時00分 報告者 井出 一之
場 所 関東商組 事務局 会議室 出席者
活動内容
【12月度 裾物主要三品仕入実績】
								
  前月比 前年比
段ボール 109.9%  97.0%
新 聞 110.8%  98.7%
雑 誌 115.4%  93.6%

全体的に発生は低調。仕入れは横ばい傾向。
								

●パルプ市況
[NBKP] 12月積対日価格は、$710(前月比横ばい)で決着した。
[LBKP] 12月積対日価格は、$670(前月比横ばい)で決着した。

 アジア向け12月積価格については、NBKP、LBKP共に概ね前月価格と同値で決着
した模様。11月末での世界主要20ヶ国のNBKPの在庫日数は、25日分(前月比:1日分減)
となった。非常にタイトな供給状況であった2011年3~4月頃のレベルとほぼ同レベル
にあたる。当時の対日価格は$920~950レベル。サプライヤー側としては、このよう
なタイトな在庫状況を元に、中国の大手ユーザーと交渉を行ったが、なかなか思う
ように成約数量を伸ばすことができなかった模様。
 これは、中国の貿易商が大量にNBKPの在庫を抱えていることや、ロシア品など主要
20ヶ国以外の安値品を調達したことなどが影響したと推測される。このことに加え
旧正月でのマシン休転を控えたユーザーは、安値の再販価格品などの当用買いをした
ことも影響したと言われている。
 LBKPの11月末での同在庫状況は、39日分(同比:1日分減)となった。12月半ばに
ブラジルで新たにパルプライン(外販数量:約150万t/年)が正式に稼働し、春先まで
にはプレセールスを行うこともあるため、当面は引き続き供給過剰感が漂う可能性
が高いとされる。
 2013年のパルプ価格動向としては、前半まではNBKP、LBKP共に大幅な価格の乱高下
の可能性は低く、12月積価格とほぼ同レベルで推移すると考えられる。供給面に
おいては、NBKPは稼働が遅れているロシアのパルプライン(外販数量:約50万t/年)が
2013年3月頃に稼働する見込みである。LBKPは2013年夏頃にウルグアイで新たな
ユーカリのパルプライン(外販数量:約130万t/年)が稼働する予定である。
こうしたことが影響し、特にLBKPの需給バランスがさらに崩れる可能性があるため
2013年後半では、パルプ価格は現状の価格と比較すると下落すると推測される。

●上物市況
[上白・特中白]上白・特中白ともに発生は低調。需給は概ねバランス。
[白板向け見当]発生は低調に推移。メーカー操業は依然低調ながら、白板向け見当
       はタイト感がある。価格は現状維持。また、白アートの引き合いも
       堅調。
[洋紙向け色上]発生は低調ながら需要減少にともない需給は概ねバランス。
[特更向け別上・切付]発生低調、需給環境は概ねバランス。
[家庭紙向け]産業系古紙、事業系古紙ともに発生は低調。需給はややタイト気味
      に推移。
◇市況総括
12月の上物古紙の発生は産業系、事業系共に低調に推移した。
中でも事業系の落ち込みが大きく、前年割れしていると思われ、出版、商印の
継続的な減少が増加に転じる要素も今のところ見られない。一方、2012年の
紙類輸入量は塗工紙100万㌧、情報用紙60万トン、衛生用紙10万㌧の規模に達して
おり国内マーケットにおけるシェアを伸ばしている。洋紙大苦戦の構図に変わりは
ない。富士地区家庭紙メーカーは昨年中盤より大幅な生産調整を実施し製品在庫の
圧縮対策を講じ、ようやく製品在庫も減少に転じたが、需要期において製品市況は
依然低調で回復の兆しはうかがえない。本来、洋紙向けとされていた上物古紙が
家庭紙メーカーに流れていると思われるが、低調な発生環境において国際市況では
SOP、SWL に準ずるスペックの銘柄が上昇基調にあり、円安効果が加わり内外価格差
も仕向地、品質による違いはあるが国内と2~3円程度の乖離があることから輸出に
ドライブがかかり、需給はややタイト気味に推移しつつあるといえる。

●研究委員会
・12月度新聞チラシ重量調査の報告

●財務委員会
・季節変動係数調査実施のお願い

●その他
・次回の定例会は、2月26日(火)15時から関東商組会議室にて開催
								

以上

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