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三紙会
活動報告(平成24年6月度)
日 付 平成24年6月28日(木) 回 数 第3回
時 間 15時00分~16時30分 報告者 荻原 淳
場 所 関東商組 事務局 会議室 出席者
活動内容
【5月度 裾物主要三品仕入実績】
								
  前月比 前年比
段ボール 101.3% 105.8%
新 聞 100.9% 108.4%
雑 誌  92.9% 103.9%


●パルプ市況
[NBKP]
 5月積対日価格は、前月比同値の$770(建値)で決着した。

[LBKP]
 5月積対日価格、ユーカリパルプ前月比$30アップ$700前後にて決着した。
アカシアパルプ前月比同値の$650-660前後にて決着した。中国においては
NBKPの市況価格が下落した。
 紙・板紙メーカーは、前月に続き、先高観から積み増していた在庫の
消化や貿易商が大量に抱えた在庫の安値購入を行うことでサプライヤー
に値上げ圧力をかけた。こうしてNBKPは北米品、北欧品、チリ品が
US$50、ロシア品がUS$80-100程度値を下げた。
 LBKPはNBKPに比べると、需給は比較的均衡しているため、南米の
一部サプライヤーは値上げを強行したが、契約数量を大きく落とした
と思われる。東南アジア品は安値が散見されたが、殆どのサプライヤーは
前月比同値にて成約した。
 中国における5月度のパルプ輸入実績は、全品種合計で約150万トンにも
達した。紙・板紙製品の販売が不調のためパルプの需給自体が減少して
いる中、大量の輸入パルプが入荷したことで、中国ではさらなるパルプ
値下げ要求が強まるものと思われる。ひいてはアジア全体のみならず
例年の夏場の不需要期の前に、世界の市販パルプマーケットが下落する
可能性が出てきた。


●上物市況
[上白]
 上白・特中白ともに依然と発生は低調であるものの、白板の操業低下に
より需給はやや余剰感が伺える。

[白板向け見当]
 同様に発生は低調ではあるものの、白板操業の低下により需給はやや
余剰感が伺える。代替の白アートも。

[洋紙向け色上]
 印刷用紙需要の低迷により、洋紙メーカーの操業は引き続き低調であり
発生は低調だが、古紙需要は余剰で推移している。

[特更向け別上・切付]
 発生は低調に推移。洋紙向けの消費厳による流出もあり、需給は余剰
している。

[家庭紙向け]
 古紙の発生は、産業・オフィス系共に発生期を過ぎて落ち着いてきている。
一方、パルプ物、輸入品による影響から製品の荷動きが悪く、製品在庫は
引き続き過剰となっており、各メーカーに温度差はあるものの、生産調整を
行っている。
 発注量の減少や輸出環境も価格の低迷から、需給は余剰している。


●総括
 上物古紙は依然と発生は低調で推移しているが、製品市況の悪化による
操業の低迷による古紙の消費厳となり、全体的に余剰感が伺える。
また7月の富士地区の岳排、8月のSD等により、更なる古紙需給(数量・価格)
への影響が懸念される。
								

以上

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